佐和鍍金について

“ゼロ・エミッション”への限りない挑戦。

近年、BRICsに代表される新成長国の経済発展は目覚ましいものがありますが、それらの国々が推進している経済優先策の反動として発生している酸性雨、PM2.5(微小粒子状物質)、水質・土壌汚染、森林の減少による砂漠化など、環境破壊の深刻化はきわめて憂慮すべき地球規模での課題となっています。
かつて日本でも、高度経済成長時代には重大な公害問題に直面しましたが、すべての国民の知恵と技術と不断の努力によって見事に克服してきました。
地球や人体の健康を脅かす物質は一切排出しないという国連大学の研究構想、ゼロ・エミッションは今や全産業業界に課せられた使命です。
当社は「製品以外は何も外に出さない」という環境方針を徹底し、人にも地球にも優しいエコロジーの精神を貫いて、地球上の全ての生命を大切に育む環境づくりに貢献するべく努力を重ねています。

代表取締役社長 博士(工学)佐和 吉敬

進化する「表面処理技術」-ナノテクノロジーの領域へ

より美しく、より強く、より精密な表面処理技術を自らの手で確立したい…。
そんな夢を追い続けてきたSAWAの歴史は、表面処理技術の進化の軌跡でもあります。
この道のエキスパートとして研究開発に努め、積み重ねてきた新技術の数々が、さらに新たな夢の実現につながっていきます。
そして今、蓄積されたノウハウと技術は、製品以外は何も外へ出さないという、ゼロ・エミッションへの挑戦に向けられています。
人にも地球環境にも優しいエコロジーの理念、それこそがSAWAの使命だと考えています。

“
美しい地球を美しいままで次世代へ

どんなにテクノロジーが進歩しようと、人は自然の力なしに生きていくことはできません。
たとえばめっき処理には大量の水が必要です。
この水が汚れてしまったらどうなるでしょう。
幾多の生命が死に絶え、やがては人類も滅んでしまうことでしょう。
「人と自然の共存、テクノロジーと自然の共存」これこそが当社の目指すところであり、私たちの大いなる夢なのです。