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●「オリンピック メダルのお話し」

金メダルは純金で出来ていると思われている方も多いのではないでしょうか?金銀銅メダルの授与するスタイルは1907年に国際オリンピック委員会総会で五輪憲章に定められました。
近代オリンピックにおける金メダルの大きさは少なくとも直径60mm、厚さ3mm以上。
”純度92.5%以上の銀製メダルの表面に6g以上の金めっきをしたもの”とオリンピック憲章(規則70 付属細則2-2)に定められています
(銀製金めっき)。これは、開催国によって経済的な不利が無いように
との配慮したものです。
ちなみに今の相場(09年10月)で、金メダルを販売するとしたら価格は実質25,000円位になるそうです。(もちろん販売はしていませんが・・・)                    

  開催国で金の使用量は異なるので今回の使用量7gで計算すると
              金 材料費: 7g x3,000円/g=21,000円
              銀 材料費:80gx  50円/g= 4,000円

バンクーバー五輪のオリンピックメダルは直径100mm、重さ500g、厚さ6mmでした。
波打つ形は、波や雪、山並みをイメージしているそうです。

●「錆びない鉄」

鉄は自然界において、不安定な状態にあり酸素を取り込んで安定化しようとしその過程で発生するのが錆である。しかし錆びない鉄として、インドのデリー市郊外にあるアショカ・ピラーの鉄柱(直径44cm/高さ 地上6.9m,地中に2m/ 重さ6t/純度99.72%)が有名である。
驚くことにこの鉄は1500年以上熱風やモンスーン等の強い風雨にさらされながらも錆ていない。その理由は製法にあると言われ、加熱しながら鉄を叩くと鉄に含まれるリンが表面に押し出されて鉄と結合してリン酸鉄をつくりそれが表面を覆い防錆効果を上げていた。
錆びにくい鉄としては日本刀、ダマスカス鋼があるが、これらの製法も熱いうちに叩いたり延ばしたりを繰り返し作られたもので良く似た製法と伝えている。


●「めっきが剥げる」

めっきが剥げるという言葉があります。辞書で調べると、外面の飾りが取れて悪い中身が さらされること、隠した中身の悪いものが現れる等、あまりよい表現ではない。


しかしながら現代の管理されためっき技術の中で、 磨耗する(磨り減る)ことはあっても剥げることはない と思う。また素材の悪いものには良いめっきは 不可能です。悪い中身をめっきで隠すことはできない。


良い素材と良い表面処理があってこそ、現在の世界をリードするメイドインジャパン の最先端製品が生みだされている。

『めっきが剥げる─貧弱な中身の姿が現れる。ぼろがでる。』
   参考図書:実用新国語辞典 三省堂書店

●「めっき」とは・・・

めっき(Plating)語源は詳かでないが、「かぶせかね」またはアマルガム(金属を水銀に溶解したもの)を塗布する方法で金が水銀中に消える滅金からきているものといわれている。
「メッキ」を一般にはカタカナで表すことが多く、外来語のように思えるがこれは純粋な日本語である。
「めっき」とした方が正しい表現である。
従って当社及び当社サイト等での使用は、ひらがなの「めっき」を使用する。

英語では、PLATING(プレイティング)となる。
被めっき物の表面の状態を改善するために、別の金属の薄層で被覆する操作を「めっき」という。
他の金属を重ねて圧延して張り合わせる操作は「クラッド」といい、めっきとは区別する。

西洋ではローマ時代東洋では前漢のころから行われた。
我が国では5世紀頃から技術が伝わり、東大寺の大仏やその他に金めっきが施されている。
古代のめっきはアマルガムを塗って水銀を蒸発させる方法や箔を熱で固着させる金めっき法に限られていた。


今日のめっきは主として防食や装飾用で発展してきたが、併せて機能めっきが多くなり、潤滑・表面硬化・肉盛り・電子部品製造その他各種用途によりめっきが活用されている。
めっきできる金属も多くなり、各種方法によりほとんどの金属にめっきが可能となった。
また、単一金属だけではなく、合金のめっきや非金属との複合めっきも行われている。


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